どん底から成功へ
あなたも羽ばたくことができる

Dr.スティーブン・トルドー出演、話題のTEDをいち早く日本語で解説!

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決して自分をあきらめず、
サバイヴし、
やがてスライヴすることの大切さ

世界のトップ経営者、ハリウッドセレブ、プロスポーツ選手たちのメンター(心の師)として活躍する心理学者、Dr.スティーヴン・トルドー。
彼が出演して話題となったTEDをいち早く日本語で解説し、彼のメッセージを紹介します。

Dr.スティーヴンは劣悪な環境で生まれ育ち、最愛の弟を自殺で失い、 自身もドラッグに溺れるどん底の生活から、不死鳥のように蘇った壮絶な過去を持っています。
ゆえに彼のまなざしは誰に対しても常に優しいのです。

現在は一流メンターとして数多くの優れた経営者たちの心を支える彼がこのTEDで伝えるのは、 どんな最悪の状況に追い込まれようと決して自分をあきらめず、サバイヴし(生き残り)、 やがてスライヴ(成功※)することの大切さです。

何かに苦しんでいるあなたにこそ、Dr.スティーブンの体験と言葉に耳を傾けてほしいのです。

※Dr.スティーブンが語るスライヴ(Thrive)が意味する「成功」とは、他を打ち負かして獲得するサクセス(Success)ではなく、 他人も自分も幸せになるための「真に豊かな成功」を指します。

illustration/ by Haruka Toshimitsu

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4月12日 Dr.スティーブン・トルドー ライブトーク

Dr.スティーブン

Dr.スティーブン・トルドー
(Dr.STEPHEN TRUDEAU)

アメリカ生まれ。カリフォルニア州ウエストレークビレッジで開業している臨床心理学者。世界の一流企業経営者のメンター(心の師)として活躍。

幼少時から青年期に至るまで、幾多の悲劇を乗り越えた経験から、若者の抱える問題、依存症、子育て、人生の転機に苦労する人々などを専門とし、誰もが同様に悔いのない人生を送れるよう手助けすることを人生の目的としている。

バイクを愛好するユニークな心理学者であり、「バイクに乗った心理学者」として数多くのテレビ・ラジオ番組に出演。驚くほど聴衆を楽しませるモチベーショナル・スピーカーとして、大学や多くの企業で講演を行っている。

妻のメアリーと息子のデビンとの時間を大切にしている良き家庭人でもある。

external Dr.スティーブン・トルドー公式サイトはこちら

Dr.スティーブン・トルドーの渾身のメッセージをまとめた一冊、
日本初刊行!

優しいのに無敵
――弱肉強食社会のなか、あなたのままで成功する行動メソッド34

――弱肉強食社会のなか、あなたのままで成功する行動メソッド34

著者:Dr.スティーブン・トルドー
発行:上ノ空
発売:サンクチュアリ出版、定価:1200円(税別)
発売日:2017年4月11日発売

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優しいのに無敵

Courage to Thrive - スティーブン・トルドー

 カリフォルニア、太陽と海の地。ハリウッド、ビバリーヒルズ。ここには優雅なお金持ちが住んでいます。彼らはスポーツカーやオープンカーでハイウェイを走ります。彼らは裕福で、素晴らしい人生を送っています。幸運な人たちです。私はというと、幸運には恵まれず、丘の反対側で育ちました。成長するには厳しい環境でした。いじめられ、貧困の中で成長しました。11歳でドラッグを始め、依存やネグレクトを経験し、そして弟は自殺しました。私はもう運には恵まれないのだ、自分にチャンスなんてない、諦めよう、ドラッグで自分は壊れていくのだ、実際に壊れたも同然だと思っていました。これが犠牲者のメンタリティです。そんな犠牲者のメンタリティに陥ると、自分にとって悪いことをするようになり、ただ何とか生きていく、生き残る、翌日を迎えるだけになります。

 22歳の頃にそれが頂点に達しました。ある朝目を覚まし、自分の手を見つめると、ドラッグによって自分をつなげている分子が分裂していると感じました。まさに目の前で私は崩壊していました。これをアンフェタミン誘導性精神病と呼んでもらってもかまいません(笑)。でも私にとっては、これは全くの現実で、もう一度悪いこと、もう一回ドラッグをやったら、おしまいだと思いました。私は崖っぷちにいました。もうすぐ死ぬんだ。怖くなりました。でも、それは本当に恐怖におびえるといった類のものではなく、むしろ生きたいという願望に近いものでした。でもどうやって?

 犠牲者になって、ずっと傷ついていると、そういったメンタリティになり、行き詰まります。本当に動けなくなります。生き残るために不適応行動を起すフィードバックループに陥ってしまい、不適応行動によって、再び傷つきやすく、苦しみを抱えた犠牲者になりやすくなり、不適応行動をさらに必要とする次の攻撃を受けやすくなります。たとえば、心の痛みを取り除こうとドラッグを使うと、逮捕されたり、家を追い出されたりといった問題につながったり、別の楽しいことをするようになります。だから、目標はこのメンタリティから抜け出し、反対側、つまりスライブする方へ行くことです。その方法は?

 心理学者の多くには、こだわりの理論、いうなれば理論的方向性があります。私はそういったものの信奉者ではありません。私は体制派になるのではなく、自分で理論を考案しようと思いました。犠牲者のメンタリティから抜け出すためにこの幸せな人生の過ごし方を考え出そうと思ったのです。どうやって? ひそかに考えました。世にある理論はすべてどのように人は壊れるかを論じ、どのようにして機能不全に陥るかを説明していますが、私は本当に健康的で、やりたいことをやっているような人について論じてみようと考えました。そういった想像上の健康的な人を選び、その人になるように努力する。長い間一生懸命考え、あらゆる異なるコンセプトやアイディアを考え、ついに“スライブ(成功した・幸せな)人、健康的な人は自分のコアセルフ(根源的自己)を知っている”というアイディアを思いつきました。彼らは自分のことを深く、そしてコアセルフを知っています。彼らはスキルや勇気をもって、環境の変わりゆくあらゆるニーズに順応し、自分の未来をつくることができると信じています。私たちは何を、どのようにすればいいのでしょう? この原則をどうやって応用すればいいのでしょうか?

 ヘンリー・デービッド・ソローは、「大多数の人間が静かな絶望の人生を送っている」と言っています。100年も前の言葉ですが、現在はどうでしょう。ほとんどの人が静かな絶望の人生を送っています。何かを変えなければなりません。

 2013年、私はLAマラソンに参加しました。自分が誇らしく、人生が少し良くなったような気分でした。そこで一人の女性に出会います。ピンクのシャツを着た素敵な女性で、5年間がんが再発しなかったことを祝してこのレースに参加したと話してくれました。彼女は元乳がん患者で、乳がんを克服したことをとても喜んでいました。とても興味深い話です。彼女はマラソンに参加し、乳がんへの関心を高め、乳がん研究の資金集めをし、他の人々を助け、笑みを浮かべていました。つまり、彼女は犠牲者ではなく、成功者なのです。彼女は成功を手にしたのです。すごいと思いませんか? 成功者とは、自分の個人的な目標が人生からできる限りたくさんの楽しみを得ているように見える人たちのことです。彼女はいつそうしたいと思ったのでしょう? 興味深いですね。

 寝室で自分の手をじっと見つめ、何かを変えなくてはいけないと思った話に戻ります。ただ生きたくはない、自分を落ち着かせるための不適応な戦略を取りたくはない、と思いました。なぜなら、宇宙が私をハンマーで打ち続け、でも私には防ぐ力はなく、自分を落ち着かせるものは何もないような気がしたからです。自分に毒を取り入れるのをやめることから始めるのはどうだろう?よさそうだ。狂人じみたバイクの運転をやめてみるのは?とてもいい。付き合っている友人の何人かとうまく付き合おうか。これはとってもよさそうだ。それから、多分自分の痛み、因果関係、自分の選んだことの副作用に苦しまない人生をスタートできるかもしれない、と考えたのです。とてもいい気分になり、それは2か月続きました。(笑) “スティーブ、ドラッグやらないか?” “くそ、やるよ!” “いや、いや、もうやらないと誓ったんだ” 本当に大変でしたが、どうにか切り抜けられました。

 そして、子供のときに幸せだったころ、弟と二人でブルースリーの映画をテレビで見たことを思い出しました。二人で映画の真似を裏庭でよくやりました。ひどいものでしたが、私たちは少しでもカンフーができたら、いじめられないかもしれないと思ったのです。近所のいじめっ子にいじめられないだろう、いじめを恐れずにすむだろうと。そうはなりませんでしたが。でも、現実問題、何をしよう? よし、真面目になって、人生をやり直そう。でも自分にはもっと何かが必要だと思い、弟に敬意を表して武道の道場を見て回りました。そしてその中からひとつの道場に通いました。そこで前向きな思考を持つ新しい友人ができました。彼らは集中、瞑想、献身について教えてくれました。私は黒帯を取ることを目標にし、達成しました。自分の新しいプランがうまくいき、とても気分のいいものでした。次に勇気をだして何をしよう?

 26歳のとき、私は大胆不敵にも大学に入ったのです。高校を退学になった私がです。きっと25歳までに死んでしまうか、刑務所に入るだろうと思われたこの私が。大学に行って、ドアを開け、“入ってもいいですか?”と尋ねました。“もちろん。さあ入って”。大好きなこと、興味があることを勉強しているときは、それが驚くほど簡単だということを知りました。成績はまったく気にならず、吸収する知識に関心がありました。人体構造を学んでいたとき、骨の70%ではなく、すべての骨について知りたいと思いました。骨の検査を見るだけの医者に診てもらいたいと思いますか?私は優秀な成績で卒業しました。何てことだ!卒業したんです。そして大学院に進学しました。大学院は素晴らしいところで、さらにそこで勉強し、心理学者になりました。そして、どんな心理学者になろうかと考えました。面白おかしく絵に描かれるような心理学者、つまり、スエードの肘当てのついたツイードのジャケットを着て、“どんな具合かね?”と聞くような心理学者にはなりたくありませんでした。自分の真実の精神に正直な、バイクに乗った心理学者になりたいと思いました。ちょっと変な組み合わせですが、心理学者のバイカーは自分に合っていると思いました。でも本当になりかったのは、弟が生きていたら相談できたような心理学者でした。これは重要なことです。あなたにしてほしいことは何か。私は自分のプランをよくわかっています。つまり、毒を取り込まず、瞑想をし、バイクに乗り、妻や子供と過ごすこと。私はとても良い人生を送っています。とびきりの幸せを感じています。でも、あなたは私のプログラムはできません。自分のプログラムをやるのです。万人に当てはまるプランはありません。喜びを感じ、胸がときめく、わくわくすることを見つけましょう。もしかしたら、怖くてできないかもしれませんが、スライブする(成功する・幸せになる)勇気を持ちましょう。

 スライブする(成功する・幸せになる)には勇気がいります。だから、あなたを幸せにすること、あなたが幸せになりたいと思うことを見つけ、実行してください。犠牲者のメンタリティ、“何とかやっていく”人生、静かな絶望の人生から抜け出し、自分の世界を広げ、コンフォートゾーンから抜け出しましょう。

 私はこれからもバイクに乗り続けて、髪を風になびかせ、エンジンの音を聞き、カーブに身を傾けます。あなたはどんなスライブできる(成功する・幸せになる)、勇気ある行動をするつもりですか?

Courage to Thrive - スティーブン・トルドー